真面目な話 ご高齢の方とすれ違う
2015年 06月 08日
【真面目な話】
《徘徊している高齢者の方かも……でも自信ない》
今日14時頃、本を買いに神保町に向かっている時に、
なんだか違和感を覚えるおじいさんとすれ違いました。
寝癖頭にパジャマのような服。黒いつっかけをはいて、
手ぶらで一心に秋葉原方面に靖国通りを歩いていく。
ポケットにも貴重品を入れている様子がなく、着の身着のまま飛び出した感じ。
なにより表情が、認知症の身内が混乱している時に似ている。
なんというか、頰の筋肉が弛緩して口が開いていて、目つきもぼーっとした感じ。
「もしかして、徘徊してしまっているのかな?」
神保町のすずらん通りですれ違い、わたしは立ち止まってしばらくおじいさんの歩く背中を見ましたが、
用事を済ませようと本屋に向かいました。
……でも、気になる。
急いで近くの交番をグーグルマップで検索。
5分ほどのところに神田警察署があったので来た道を走って戻る。
警察署への道を曲がる時に、遠くにあのおじいさんの背中がまだ見えていました。
警察署で事情を話すと、担当の方にすぐ連絡をしてくれて探しにむかってくれました。
交通量の多い道路もあるので、
ちゃんと見つかるorわたしの失礼な勘違いだったらいいなあと思います。
《どうするべきだったのか?》
今、今後こういう場面に出会ったらどうしたらいいのかを考えています。
現状の答えは「距離をとって見守りながら、最寄りの警察署に電話する」かなあ。
時間が深夜なら、お声がけして間違っていても「時間が遅いので心配だったので」と言えますが、
今回のような白昼何て言えばいいのか。
また、わたしが心配しているような「徘徊」状態になっていた場合に不用意にお声がけをして、
相手が怒ってしまうこともあるそうなので、やっぱり迷惑かも?と思っても警察の方に頼る方がいいのかな、と。
高齢化だし、独居の方も多いし、今後も増えるんだろうな。
老いるのは本当に難しい。